思うこと、想うこと。

アラサーOLが好き勝手つぶやく場所です

じぶんの住処を決める基準

最近、はじめて実家を出る友人の物件探しの手伝いをした。
わたしはモデルルームへ行ったり、ひとの内見について行ったりするのがひとつの趣味である。
お部屋に行くのが好きなんだと思う。


物件情報をひたすら眺めてるのも好き。
小さいときは新聞の折り込み広告を眺めていたぐらい。
電器屋のチラシと不動産のチラシがなぜか好きでした。笑


(そんでもって気がついたら無意識のうちに不動産業界で働いていたのだけど、そろそろ外の世界に出ようとしている。それはまた別エントリーで書こうかな(´-ω-`))


話を戻すと、
友人は結構優柔不断で、でも自分の心にひっかかるポイントがわからない!となるタイプ。

バストイレ別とか、家賃の予算とか、最低何帖はほしいとか、それっぽい条件は決まっていた。
わたしも人が物件を探し出すときには、まずその「それっぽい条件を決める」ことを勧めている。
じゃないと絞りこめないし、迷った時の決め手に欠けてしまうから。


でもその条件に合う物件なんて、わりと都会ならいくらでもでてくるもの。

最後の決め手って、結局は景色とか、場所とか、その部屋の雰囲気だったり、感覚的なことになる場合が多いと思う。
だからはじめに決める条件って、その部屋にきめた言い訳になりがちだと思う。


友人は、条件にあてはまる部屋を2つに絞っていた。
初期費用の差もまったくなく、設備条件もほぼ同じ。
違うのは駅からの距離だけだった。


私的には駅から近い方が便利だし、そもそも駅から遠い実家に不便さを感じていたのが引越しの理由だから、駅近のほうを勧めた。

もうひとつの物件は、駅からすこし距離がある。歩くのにはちょっと遠いから自転車乗ろうかなーという距離。


はじめ、友人は「駅近のほうは、なんかここだ!っていうのがないんだけど、でも条件ぜんぶ解決してて、やめる理由がないんだよね」といいつつ、渋々、駅近のほうに申し込もうとしていた。


一緒に内見に行った夜、「結局まだ物件あさってる」というので、もしかして景色が気に入らなかったのでは?と聞いてみた。

以前、高層階に住む別の友人の部屋に一緒に遊びにいったときにテンションがあがっていたのを思い出したからだ。

すると納得したかのように「たしかに!じゃあ今度は高層階の物件みにいってくる」と再度、不動産屋に出向いていった。


でも最終的に友人は、最初にしぼっていたちょっと駅から遠いほうの物件に決めた。
そこの物件は1階で、景色は隣のマンションの廊下である。

妥協しちゃったのかな?
と思い色々聞いてみると、「慣れた道にあるから」と口にした。なるほど。


駅近のほうの物件はたしかに、その近辺にいかないと歩かないような道にあった。
友人が決めた物件は、バスが通るようなそれなりに広い道路沿い。
その道は実家から乗るバスで、毎日通る道だそうだ。


はじめての一人暮らしで楽しみなものの、実感もわかないし不安も大きい。だから少しでもその不安がやわらぐ「慣れた道」が、住処を決める基準になっていた。


ちょっといままでになかった新鮮な決め手で、たしかにそこまで変化を好まず、安定を求める友人っぽい選択だなと思った。
(それを裏付ける?のが、友人は恋人が10年以上変わっていないこと)


私はまったく真逆で、どうせ住むなら全然知らない土地がいいと思ってしまうタイプ。

人生での大きな選択は、その人の価値観が最大限に発揮される機会なんだなぁ…と改めて感じた出来事でした。